1979年ゲーム事情


磐田さん この前私の家から歴史を感じさせるものが発掘されました。
それは1979年3月3日の新聞なんです。
私が生まれる前の新聞が発見されたなんてそれだけでちょっとしたニュースなんだけど、その新聞にに興味深い記事があったから紹介します。

テレビゲームの規制を検討
渋谷国家公安委員会

渋谷国家公安委員長(自層相)は二日の衆院予算委員会第三分科会で、ゲームセンターや喫茶店などで流行している「テレビゲーム」について「速やかに実態を調査して風俗営業取締法などにより措置できるものは規制措置と検討したい」と述べた。
これは野口幸一氏(社会)が「テレビゲームは人の射幸心をあおるが、風俗営業取締法の条文解釈上あいまいだ。また、喫茶店に置いているものは、かくれて金銭をかけたゲームができるので、青少年にとって悪の温床になりかねない」とただしたものに答えたもの。
また、野口氏は「地方税のなかの娯楽施設自由税の徴収対象になっていないが、課税すべきではないか」と質問したのに対して、自治省の土屋税務局長は「テレビゲームの設置状況や利用状況を調査して研究したい」と答えた。

全文

1979年って言えば今から28年前。
ファミコンも発売されていないこの時代、既にテレビゲームに対する規制問題が取り上げられてるってすごくないですか?
「悪の温床になりかねない」なんて理由は違っても今でも似たようなこと言われてますし、こう考えるとゲームって生まれたときから敵だらけですね。


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